池田康さん、編集、発行の詩誌、詩と音楽のための「洪水」15号に、草野心平に関する評論、「むんむんする青いメロン、●が熟すとき。」を発表しました。
池田康さん、編集、発行の詩誌、詩と音楽のための「洪水」15号に、草野心平に関する評論、「むんむんする青いメロン、●が熟すとき。」を発表しました。
今号から、「詩の始原へ」と、評論連載タイトルを冠しました。今回で6回目、毎回一人の詩人に焦点をあてて、論を展開しています。それぞれの詩人の詩から、そして人生から、作品が生み出される根源的な場所を探っていきたいと考えています。
連載を続けていて感じることは、優れた詩人はみな、それぞれのオリジナリティあふれる作品の内奥に、歴史の恩恵を畳み込んでいる、という確かな重みです。だからこそ、時間に浸食されない普遍性をもって、作品は生き続けるのでしょう。
連載は、まだまだ続きます。どうぞ、手に取ってみていただければ幸いです。
購入先などは、下記に、詳しく書かれています。PDF版も購入できます。
どうぞよろしくお願いいたします。
« 池田康さん、編集発行の「虚の筏」10号に詩作品、「赤飯」を発表しました。 | トップページ | 「所有」という感覚を問い直す »
「詩の話」カテゴリの記事
- 現代詩手帖9月号に、現代詩文庫『山口眞理子詩集』(思潮社)によせて、「詩の光、秋に吹く風」と題して、書評を書いています。(2017.08.27)
- 池田康さん編集・発行の「虚の筏」19号に、詩作品「星降る夜には」を発表しました。(2017.07.14)
- 池田康さん、編集、発行の詩誌、詩と音楽のための「洪水」20号に多田智満子論「レモン色の車輪に乗る、薔薇の人」を寄稿(2017.07.04)
- 池田康さん、編集、発行の詩誌、詩と音楽のための「洪水」19号へ、小熊秀雄「火星からやって来た男」寄稿。(2017.02.23)
- 池田康さん、編集、発行の詩誌、詩と音楽のための「洪水」18号に金子光晴論「若葉とおっとせい」を発表(2016.08.01)