原発ゼロ、ここからの出発
今朝、太陽の光と共に、食卓の電気は、昨日と変わらない明かりを、私たちへと届けてくれている。
昨日の深夜、北海道電力の泊原発3号機が定期検査のため、発電を止め、国内の原発50基すべての発電が停止した。
原発に依存しない社会を築いていけるか、これからが問われている。
しかし、原発が止まっても、電気が使えることに不思議な感覚を覚えるのは、原発がなければ、全く電力は供給されないかのような錯覚、あるいは、刷り込みに、いかに支配されていたか、ということに改めて気づかされる。
代替エネルギーへの緩やかな転換をひとりひとりが強く意識することだろう。
未来に生きる新しい命への責任を、今、ここでしっかりと胸に刻んで歩んでいくことだ。
大きな転換期が始まっている。
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