淺山泰美 ライアーの音色
京都の詩人、淺山泰美さんから贈って頂いた、ポエトリーリ-ディングwith ライアー、『ミセスエリザベスグリーンの庭に』のCDを聞いた。
ライアーとは、1926年、南ドイツで、思想家ルドルフ・シュタイナーの人智学に薫陶を受けた人物、エドムント・プラハトとローター・ゲルトナーによって、創り出された竪琴だそうだ。
始めて聞く、その音色は、どこか懐かしい響きで、シュタイナー教育の場や、音楽療法に用いられてきたということ、深く納得させられる。
心にすっと沁み入り、優しい音色の中に溶け込んでいくように思えた。
詩人の唇からこぼれる、ミセスエリザベスグリーンの人生。
その背後に、なんとも美しいライアーのメロディが静かに寄り添っている。
緑濃い森の中に一条の光が差し込むように、心洗われる時間を過ごした。
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