ミシェル・レリス『幻のアフリカ』
本屋でインスピレーションを感じて購入した、ミシェル・レリス『幻のアフリカ』。
平凡社ライブラリーから、7月に上梓されたばかりの文庫本である。
これが、厚さ、5センチ程あり、文庫とは思えない重さで、思わず、枕にできそう(笑)
存在感と、パラパラめくったときのフレーズのきらめきが、引力となって、手に入れた。
本と出会うときの喜び! 未知なる世界がこれから開かれていく期待感でいっぱいになる。
内容は、レリスが、ダカール=ジブチ、アフリカ横断調査団の参加した際の、公的記録だ。
客観的記録だけでなく、夢の断片や、性的告白、創作などが挟み込まれた、謎めいた「民族誌」である。
どんなアフリカが見えてくるのか。
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