ワクチンの格差
今朝の朝日新聞、「世界標準ワクチン打てず」の記事に共感した。
病気を防ぐために世界の子供たちが打っているワクチンが、日本では、導入されていなかったり、費用が個人負担であったり、ワクチン不足で接種を希望していても打てなかったりする。
世界とのワクチン格差を早急に埋めるべきだという声が、小児科医から上がっているという。
その一例として、2008年末に日本でも打てるようになったヒブワクチンは、すでに、100カ国以上が導入ずみであり、日本の対応の遅れに疑問を感じる、また、導入されても、ワクチンが足りずに、接種を待っている子どもたちが大勢いる。しかも、費用は自己負担で、高額である。
また、子供は体調を崩しやすく、希望どうりのスケジュールで接種ができないことも多い。せめて、ワクチン数だけは確保され、ゆとりを持って、いつでも受けられるように、体制を整えてもらいたい。
認可されたばかりの、子宮頚がんワクチンも、高額な費用がかかり、ぜひ公費負担になるべきだと思う。
救えるはずのたくさんの命が取りこぼされないように、安心してワクチンが打てるように、国は考えていかなければならないと思う。