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« La Voix des Poetes(詩人の聲)第503回 神泉 薫公演 | トップページ | どうして アフリカ? »

2010年6月16日 (水)

新しい地平へ

 

 昨夜、La Voix des poetes(詩人の聲)第503回、神泉薫の聲が、無事終了した。

 19回目の、トライ、何か違った聲の地平が見えた気がする。

 中村恵美から、神泉薫への過渡期にある今、ゆっくりと、新たな神泉薫のリズムが生まれてきたような気がする。

 スタートから、20分ぐらいから、ことばが、日常の軌道を逃れ、詩の軌道へ入って行った。

 説明はいらない。ここから、詩の世界が、聲の世界が開かれた、と感じた。(もちろん、今、振り返って感じることであり、聲を出している瞬間は、集約したエネルギーのただなかにいて、「己」という存在は消え去っている。)

 19回という数字が、積み重ねてきた時間があるからこそ得ることのできる充実感。聲の面白さを改めて実感できた1時間だった。

 「体」が記憶していくことのみなぎる力。聲を出しながら、体の中心から、根源から、透明な力が、ふつふつとわきあがってきた。宇宙のへその緒につながっているかのような不思議な感触だ。

 1回性の未知なる時間。愛おしい時間を積み重ねて、ことばの謎、人間存在の謎、を追っていく。

 新しい作品を、たくさん書きたくなってきた。

 「詩人の聲」は面白い!! より多くの人々と共有したい。

 

 

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