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2010年5月 4日 (火)

仲間はずれ

 幼児教室で教えていたときのこと、いろいろな絵を見ながら、仲間はずれを探す。様々な物や生き物の特徴をお話しながら、身近な物へのまなざしを豊かにしていく。

 でも、「仲間はずれをさがしてごらん」。この何でもないように思える問いかけが、とても難しい。「仲間」は、仲良しのこと、じゃあ、「はずれ」って? それも「仲間はずれ」って? 仲良しのこと、仲良しではないこと、が一緒になったことば。「仲間はずれ」。言葉は、不思議な響きで、こどもの心に?を生む。

 何度問いかけても、ひとつ、ひとつ、の絵を、楽しそうに指さしする子供がいる。サクランボ、りんご、ぶどう、大好き、トンボ、スイカ……。今は、「仲間はずれ」なんて、なくてもいいな、と思う。でも、いずれ、気づくときがくる。「「同じ仲間」「ちがう仲間」を見つめる目は、まわりまわって人間をとらえなおす目を鍛えていくのでは?『絵本はともだち』中村柾子著 福音館書店」中村氏の言葉に深くうなずく。

 自分と他者を、外側から見つめるまなざしは、ゆっくりと、心の成長とともに、ひろやかに豊かに伸び広がっていく。

 「仲間はずれ」。ちょっぴり、切なくなることば。でも、「違う」ことを、知っていくことはもっと、素敵なことだ。みな違う、けれど、在るものは、みな同じ、地球の友達なのだから。

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