桜とミサイル
不穏なニュースが流れる日曜。自然は素直に花を咲かせる。
桜、ひらひら、舞い散り。
地球は宇宙の法則に則り、刻々と自転する。呼吸する天体。
私たちの肉体も、一瞬一瞬、呼吸を刻み、生き続ける。
数えきれぬ無数の事象が、眼前を通り過ぎ、生を形作っては、壊していく。
桜の、美しい華やぎの色と、ミサイルの飛行曲線。
空を仰ぎ、見えるものは。
人間の心に浮上するもの、水面下で泡立つもの。
光と影。真実と嘘。
波立つ思いを経巡り、「現在」の生を考える。
「人」は、どこへ行くのだろう?
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 神泉薫著作、どうぞよろしくお願いいたします。(2015.05.05)
- 「所有」という感覚を問い直す(2015.01.08)
- 詩人、作家の稲葉真弓さん逝去(2014.09.04)
- 民俗学者、谷川健一の仕事(2013.08.26)
- 夏の日に(2013.07.11)